夫の不倫相手をマーク、追跡してくれますか?
「うちの旦那より不倫相手の彼女の方をマークすることは可能ですか?」
このようなご質問、ご相談をお受けすることはあります。
これから探偵に依頼しようかと考えている方のなかには、同じことを思っている方は少なくないと思いますので、弊所の見解を解説します。
依頼者の夫(妻)でなく不倫相手のほうをマークする理由とは
今までこのような要望を言っていた方の理由として、
「主人の行動パターンが公私ともども読めません。仕事も不規則なため、相手の女性を張って追跡した方が効率が良いと思う」
「旦那は相当に警戒していますから、不倫相手の方を追ったほうがやりやすいと思います」
だいたい以上のようです。
結論を言いますと、「不倫相手の方を張り込んで尾行する」ことは、普通にあり得ることであり、状況をお聞きしたうえでそれが得策だと判断することも多いのです。
もちろん、相談者が何も言わなくても、弊所の方で、「このケースの場合、相手をマークした方が効率が良い」と判断したなら、ご依頼者に調査手法をお伝えしたうえで了承していただくこともあります。
「それは困ります」と返してくる方はまずいません。どちらを追跡するにしても、確たる不倫の証拠が得られ、欲しい事実がわかれば一緒なのですから。
しかし、当然のことですが、不倫相手が特定できており、顔カタチまでわからなくても、氏名と自宅住所、氏名と勤務先とかを把握できていることが条件です。
「名前と携帯番号だけはわかるんですが・・・」
「下の名前と、不倫相手の携帯番号かなと踏んでいる番号はおさえてあります」
このような方もきっと多いことと思いますが、これらの情報で不倫相手を割り出すことは現状では難しいと思ってください。
中には、「よく知っている相手です!」と、顔見知りの不倫相手だというケースもあります。その場合、相手に対する怒りが先行して、「女をマークして欲しい!」と訴えてくる方もいます。
しかし、不倫の二人のどちらを追跡するかは、状況をお聞きしたうえで判断しますのでご理解をいただきたいのです。

現場に入る調査員は事前に最善の方法を選びます
やはりご依頼者の夫(妻)の方から追跡する流れが多いのですが、不倫相手がきちんと特定できたうえであれば、最初から不倫相手をマークすることもありますし、途中で相手のマークに変更したり、スタッフが二手に分かれて各々をマークすることもあります。
またよくあるお言葉として、「不倫相手は複数いると思います。一人だけじゃありません」と感じている相談者もいますが、結局一人の相手だけだったパターンが多いのが現実です。
しかし予測していなかった調査で複数の相手が出てきたなんていう事例は意外とありますので真実はどういう展開になるか想像もできません。
やはり一番のリスクは、依頼者が想像していた不倫相手とは違う女性だったこと。
近年、メール、ライン、フェイスブックなど不倫行動を探るツールも豊富で足跡を残してしまう人もいますので昔ほど不倫相手が違ったということは少なくなりました。
しかし”不倫相手をマークする”ことは、くマークしたい人物が間違いなく不倫相手である根拠、裏付けがあってでの方法であることはご理解ください。
あまりにも曖昧な理由、根拠を鵜呑みにして現場にかかり、いつまでも結果が出なければまったく意味のない調査となるからです。