ご相談者は40代前半の妻でした。
千葉県**市の一軒家に一人で居住しています。
というのは約1年半ほど前に、夫は二人の子供さん(高校生と中学生)を連れて同じ市内の貸家に引っ越して(出て行って)しまったのでした。
それと同時に夫は離婚調停の申し立てをしたそうで、何の進展もなく現在に至っているとのことでした。
夫の言うには、相談者である妻の浮気(妻の不貞行為)が離婚原因であると主張。
同時に親権も頑なに主張しているそうです。
探偵相談員はさらに相談者の妻の浮気の件をお聞きしたところ、「別居する以前から夫の態度が冷たく私に対してひどいことを言ったり機嫌が悪かったりということは日常茶飯事でした。時折もう離婚だとか別れようとも言っていた始末でした」
そんな時、職場の一人の男性に相談したんです、夫のことを。その方はバツ一で人生経験が豊富な方でしたし男の人のほうが対処策もわかるのではないかと思いましたから。
で、ある日その男性の住まいに誘われて行きました。何となくそういう関係を許してしまったのです。でも一回きりです。
その後も誘われましたが断りました。罪悪感があり私にはそんな関係を続けることはできないと。
夫は何かを感じとっていたらしく、私の携帯電話やらをチェックしたようで、相手とのことがわかってしまったのです。
相手の名前、電話番号、住所も入っていましたし、送受信メールも消さなかったので読まれました。
浮気していたなんて容易に想像できたでしょう。
夫はかまかけてきて「探偵に頼んで証拠はとってある」と言っていましたが、それはうそだと思います。
その後、夫は相手の家に行ったのでした。夫は相手のアパートの玄関の前で会ったそうです。
そしてこう言ったのでした。
「**の夫だ。あなたは、自分の妻と肉体関係があったな?」
相手は、「そんなことはしていない」
すると夫は、「じゃあ無理やりか?被害届を出すぞ」と。
すかさず相手、「何を言っている。同意の上だ・・・」
夫は「そうか、探偵にも依頼していたから」と言い残し、それだけ確認したら去って行ったそうです。
どうもポケットにICレコーダーを忍ばせていて録音していたことも後になってわかりました。
夫はこことぞばかり私の一度の過ちを責め続け、子供にも「ひどい母親だ」とマインドコントロールしているかのようでした。
それからです、夫は「もう一緒に居ることが苦痛だ。子どもと一緒に家を出て行く」と決め、同じ市内の貸家に引っ越してしまったのです。夫が離婚調停を申し立てたのは引っ越してからすぐでした。
相談者の妻は言っていました。
「夫がどうしてそこまで私と離婚したいのか。
私のその一回の過ちもですが、離婚したい理由にやはり納得がいかないのです。
調停を重ねていくうえでその不審は段々と大きくなってきました。
もしかしたら、誰か好きな女性というか、浮気している女性がいるのではないのかと。だからあれほど私にひどい態度だったのかと思えてならないのです。」
相談者の妻は続けました。 「夫との離婚は避けられないかもしれません。でも、親権を欲しいのです。娘などは夫の方についている感じです。勿論夫の方が経済的に安定しています。
けれども子供に会えないなんてひどいです。辛すぎます。本当は家族みんなでやり直したいのですが」
「探偵さん、夫は浮気しているかもしれません。今となっては浮気している可能性が高いのではと思います。はっきりとした浮気の兆候なんてありません。
ただ何でそれほどまでに離婚を迫ってくるのか。
それだけです,私が夫の浮気を疑っている原因とは。
弊社探偵相談員は、相談者の妻のお気持ちを深く知ったうえで、別居している夫の浮気調査にかかりました。
探偵・興信所MKリサーチの調査員は、3週間にわたり夫の浮気調査に入りました。
結果はクロ。夫は浮気していたのです。
浮気相手は、妻が一人で残っている家の近所の人妻でした。夫と二人のお子さんがいました。二人は中学校のお子さんのPTAの関係で知り合ったようでした。(夫は学校関係の役員とかイベントには積極的に参加していたそうです)よって、同じ学区内であったからたまたま近隣だったのです。
妻は浮気相手の女性は知りませんし顔も名字も知りませんでした。
夫と浮気相手は週に2回ほどは会っており、3週間でラブホテルに3回入りました。夫の浮気調査によって、夫の不貞行為もはっきりしたのでした。
よって、妻は次の調停から弁護士に依頼することを決め調停に勝負をかけたのでした。その際に弁護士の先生から「夫と浮気相手の関係はいったいいつから始まったのか、つきとめた方が良い」という宿題をもらったそうでした。
弊社相談員は、「関係が始まった時期を探る」方法(絶対的なものではない)をアドバイスし、妻は実践したところ、夫が家を出て行く前から知り合って関係が始まっていたことがわかったのです。
要するに不貞の証拠をつかまれた夫が「夫婦はすでに破たん状態で、破たん後に知り合ってそういう関係になった。よって浮気でも不貞でもないのだ」と言いかねないからなのです。
妻は「夫が私に対してとったひどい態度の数々って、やはり浮気していたからということもあったんですね。納得しました。その事実を知った以上、私の方も言うべきところはさらに主張していきます。」と。
その後、調停は打ち切られ裁判に進展したそうでした。
調査が終わってから2年ほど経過した頃、探偵・興信所MKリサーチに連絡をいただいたのです。
「裁判は終わり、離婚は成立しました。二人の子供のうち下は私が引き取り、上は夫と一緒です。
仕方ありません。浮気相手の方は事情があって遠方の実家に家族みんなで引っ越してしまったようです。
あの夫の浮気相手の女性はどうも浮気癖のある女性だったみたいですよ。」と話されていました。
思えば、妻の願いは子供を連れて家を出て行った夫とみんなで修復の道を望んでいたのでしたが、その願いはかなわず、夫の浮気調査に進展し真実を知ることとなったのでした。
その後非常に長い係争を経てやっと終結したという妻の想いが伝わってきたお電話でした。
離婚を迫る、いつになく離婚を焦っているように感じられるケースは、やはり浮気の場合が多いものです。
この夫の浮気の場合、相手が既婚の女性で、とても一緒になるとは考えにくいのですが、不倫真っ只中の二人の間では、非現実的なことまでささやきあって盛り上がっているものです。
ダブル不倫の相手に離婚するつもりはなくても、話の中で「離婚していずれ、、、」と言い合っていることは多々あるものです。
この夫も純粋に妻との離婚を望んでいたわけでなく、不倫したからそういう方向に向かっていったともいえます。
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